日時:2024年8月12日(日・祝)
会場:名古屋東文化小劇場(ナゴヤドームの近く)
料金:¥3,000(全自由席)
出演者は *お金持ちの独身貴族、ウベルト *若い女中のセルピーナ *黙役のヴェスポーネ
元々はシリアスなオペラの「幕間劇」だったこの作品は、本家よりも人気が出たため独立して上演されるようになりました。主人に反抗?する女中、という当時ありえない設定も人気が出た理由のひとつのようです。この作品がきっかけになってモーツァルト「フィガロの結婚」のように有名なオペラブッファがたくさん生まれました。
結婚を機にあきらめていたオペラ出演でしたが(3か月間の稽古に参加するのが難しくなり)・・・
この度ご縁をいただきまして、ペルゴレージオペラ「奥様になった女中」にセルピーナ役で出演させていただくことになりました!出演者は基本的に2人、伴奏はピアノということで稽古日数も少なく済むということで思い切ってやってみることにしました。
最初は久しぶりすぎてイタリア語のレチタテーヴォ・セッコ(音楽付きセリフ)が全く頭に入らず絶望しかけましたが、ようやく勘を取り戻しつつある感じです。
主催者の小林史子さんは本当に知識も経験もそして発声も素晴らしくて、たくさんのことを惜しみなくくださる方。
共演者のバリトン・出来秀一さんは私と同じようにヨガの道にも進まれ、以前よりもその歌と演技に説得力が増していらっしゃる方。
ピアニストの木村恵理さんは作曲もできる素晴らしいチェンバロ奏者。和音だけでなく、いろんな音の表現でオペラを彩ってくださる方。
素晴らしい皆様に支えていただきながら再びオペラの舞台に立てる喜びを感じております。たくさんの方にご覧いただきたい、今はその思いでいっぱいです。
稽古に励みつつ、皆様にお目にかかることを心から楽しみにしております。